川崎タカオという名でイラストレーター&漫画家をやっております。メールは…t-kawa@big.or.jpホームページは下の「カテゴリ」を御覧下さい。


by tarbokawasaki

ゼロ年代ってなに?

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発売中の『映画秘宝 2月号』の特集「映画秘宝ゼロ年代ベストテン!! 2000〜2009」の扉絵とアンケートやらせてもらいました。かつてムック本としてスタートした映画秘宝は大判化で10周年だそうです。

イラストの方は「みんなカメラ目線」ってのを意識した以外はコラージュ的に工夫ないですが…というか、そもそも「ゼロ年代」ってフレーズとしては知ってましたが、どういう概念?って感じでよくわかってなくて、調べたら単に2000〜2009年ってことなんですね。シラケ世代とかファジー世代とかと比べるとボンヤリしたフレーズだなぁ。

そんな自分なんで選んだベスト10は、ゼロ年代云々じゃなくて、ただ単にこの10年のベスト10であり、コメントに至ってはゼロ年代意識してません。他の選者の方々に比べたらフワフワしている…。こんな感じのベスト10&コメントです。



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1ザ・ミッション 非情の掟
2カリスマ
3恋する幼虫
4香港国際警察/NEW POLICE STORY
5トゥモロー・ワールド
6ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!
7殺人の追憶
8岸和田少年愚連隊カオルちゃん最強伝説Episode1
9悪い男
10ごめん

邦画はVシネが実録物中心になったのと、きうちかずひろ監督が「共犯者」(1999年)以来撮れてないのが残念(短編「Pay Off」はったあけど)。異業種監督という括りなどいらないくらいのプロ意識と美学に溢れた「邦画界のジョニー・トー」なのになぁ。小規模だったり自主映画の方が刺激的な作品が多い昨今ですよね。「恋する幼虫」は2000年代に流行った「不器用な恋愛もの」の雛形にして完成形の傑作で、いたく(痛く)感動しました。ジャッキーがハリウッドに出稼ぎつつ香港映画界に里帰りして若手にリスペクト捧げつつ檄も飛ばしつつ作った(←以上、勝手な決めつけ)「香港国際警察/NEW POLICE STORY」が泣けたけど、ハリウッドに色気を出さず自国でガンガン傑作・怪作・珍作まで撮りまくったジョニー・トーがやはり最高!

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『ザ・ミッション 非情の掟』に関しては今現在でもオールタイム・ベスト。8〜10位に関しては古くさい作り(というか題材が普遍的というか)で、まぁある意味時代を選ばない傑作ってことで。

いやーしかし、かつてこういうベスト&ワーストもの読んでて、細かい理由見るのが楽しかったのにゼロ年代に対するボンヤリした感覚がボンヤリしたコメントにさせてしまったなぁ…って反省もふまえて、次号で「2009年 ベスト&トホホ」のアンケートもやらせてもらってるので、そっちはそれぞれのコメントを書きましたんでそちらもシクヨロ。来年はもっと映画みねーとなー。
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by tarbokawasaki | 2009-12-23 02:27 | ●イラスト仕事 | Comments(0)